好むと好まざるとに関わらず
時は行き過ぎ
新しい季節がやってくる
全部持っては行けないから
大切な気持ちの幾つかはしまい込む
美しい思い出にかえて
次の山に登る
泣き濡らした枕カバーを振って
思い出にサヨナラするさ
ムリしても笑っていれば
そのうち乾くだろ
明日へ向かう矢印を
掲げて走る
衣の燃え尽きそうな
ジャンヌ・ダルクの気分で
生きていればいい
できれば笑っていて欲しい
誰かといればなおのこといい
できるだけ
おいしいと思えるものを口にして
愛とかって
日々の赦しと祈りの中にあるかも
って思う