2015.7/31

遠くから君を呼ぶ声

聞こえるでしょう？

2015.7/30

静かにもえている

2015.7/29

初めての場所に感じる懐かしさ

その源泉はどこにあるんだろ

2015.7/28

今日まで育ててきた

僕のちから

君にあげる

2015.7/27

こっちへおいで

音が聞こえるくらいまで

2015.7/26

ひとりひとりがみな

ひとりであるなかま

2015.7/25

時の流れを優しく包み込む

歴史

2015.7/24

生きていく

2015.7/23

飛び出せ

あたし

2015.7/22

湿った嵐

乾いた物音

安心の中に

逃げ込んだ午後

2015.7/21

のたりのたりと

じくじくと

2015.7/20

行き交う人の表情に反射する

街の面影 なお変わらず

2015.7/19

リズム

弾む

寄り添う

二人たち

2015.7/18

ぶち壊しにしてやりたい

甘美な妄想に

さざめく私の胸

2015.7/17

蝉の声がしてきたら

夏の終わりの始まり

2015.7/16

キラキラと瞬く葉先

2015.7/15

ひと時とわかってる

2015.7/14

空を見上げて

片目で夏と睨み合い

2015.7/13

先が思いやられるとは

まさにこのこと

2015.7/12

気配を残して

次の季節へと

2015.7/11

明日の朝ごはんどうしようか、なんて

世界一幸せな会話のひとつかもね

2015.7/10

新しい出会いは

ときめきをはらんで

2015.7/9

自分の飽きっぽさに

いい加減もう飽きた

2015.7/8

あれ、とか

これ、とか

あの、とか

が通じるって

やっぱ

あれだよね。

2015.7/7

おと

ゆれ

明滅する

まぶたの裏

腿の上に

鞄の重み

2015.7/6

世界から隔絶されて

たったひとりみたいな気分になる

温かく重く

すべての音を掻き消す

この雨も 時に救い

2015.7/5

毎日は繰り返し

なのか

2015.7/4

遥か遠くから

かすかに聞こえる

星のはなうた

2015.7/3

香りにはっとする

一瞬の旅

2015.7/2

うつくしいものも

みにくいものも

みんなもっている

2015.7/1

自分のためだけに頑張れる人は

なかなかいないものです

誰かの役に立っているという事が

どれだけ人を奮い立たせることでしょう