2016年9月30日金曜日

2016.9/30

歩く速度を変えて
私の中に吹く風を変える
ひとときに幾つもの季節を巡らせて
ずっと遠い未来みたいな明日が見たいの




2016年9月29日木曜日

2016.9/29

最後の一粒が零れ落ちそうなのを
誰もまだ知らない
美しかった夏の日を映す
君の涙の代わりに

2016年9月28日水曜日

2016.9/28

ほんの一瞬
いつもどおりの毎日に
運命が紛れ込むことがあるの
本当よ



2016年9月27日火曜日

2016.9/27

心淀まぬよう
いつでも何かに掻き乱されてたい
退屈なんてきっと
死んだら死ぬほど味わえるもの





2016年9月26日月曜日

2016.9/26

追いかけも追われもしないで
ただ気がついたら
隣を歩いてた
笑い転げながら




2016年9月25日日曜日

2016.9/25

在るべき場所は自分で選べる
そう信じなきゃ
生きてなんかゆけない



2016年9月24日土曜日

2016.9/24

代わり映えしない毎日を
素敵なことだけ数えて歩く
そうやってちょっとだけ
自分に魔法をかけるの





2016年9月23日金曜日

2016.9/23

希望だけが失意を癒す

抗え、あたし

いつだって光は味方だった

進んで行けよ

明るい光の射す方へと



2016年9月22日木曜日

2016.9/22

元気のない時には
柔らかな微笑みを乗せたこの顔を
いつもより少し上げる
暖かく輝く陽の射す方へと




2016年9月21日水曜日

2016.9/21

甘くて甘くて甘くて甘くて
ポップでジューシィな君が好き




2016年9月20日火曜日

2016.9/20

空腹も気にならないほど
満ち足りた気持ちで
私の願いはひとつ
あなたが今日も幸福でありますように




2016年9月19日月曜日

2016.9/19

あの日と同じ月なのに
まるで違って見えるのはなぜなの
そしてそのことが
こんなに悲しいのはなぜなの




2016.9/18

結末のわかりきった物語
すり切れて音の悪くなったレコード
着古してリブの伸びたセーター
予定のない日の喫茶店




2016年9月17日土曜日

2016.9/17

おひさまの匂いに包まれて
天井を見上げながら
たくさんの恋と冒険をした
眠れない夜のこと

2016.9/16

取り澄ました笑顔の奥から
本当の私が
たぶんもうすぐ世界を覗く


2016年9月15日木曜日

2016.9/15

ちょっと一服するように
時々思い出せるようになるといいな
君のこと


2016年9月14日水曜日

2016.9/14

橙色の夢を通り過ぎれば
行き場のない想いも
いつか思い出になると
今はもう知っているのさ

2016年9月13日火曜日

2016年9月12日月曜日

2016.9/12

すべてがぼんやりと
不確かな
なんて居心地のいい
退屈なこの部屋

2016.9/11

さざめく笑い声の中で
君を探せない
あの日の月明かりだけが
弱い僕らを照らせるだろう




2016.9/10

君がどこかで迷子になっている時も
この扉は
ここで静かに待っている


2016年9月9日金曜日

2016年9月8日木曜日

2016.9/8

毎日は愉快に過ぎてゆくけど
笑っているのは
本当は不安だからなのさ


2016年9月7日水曜日

2016.9/7

さよならは言わないで

冷えたコーヒーを一口だけ
残して俯く私

2016年9月6日火曜日

2016.9/6

自由気ままもいいけど
心と身体を空っぽにして
身を任せてみたい
一度くらい

2016年9月5日月曜日

2016.9/5

本当はもう見えてるの
変わり映えしない毎日の向こうに

なんとなく希望なんて呼べるような
ただ新しい何かが


2016年9月4日日曜日

2016年9月3日土曜日

2016.9/3

つくるこわすまたつくる
やりきれないほど退屈な日々を
そうして過ごす私たち




2016年9月2日金曜日

2016.9/2

光る魚の腹に
君と食べたたくさんの
美味しいごはんの思い出を映す
恋する私の瞳




2016年9月1日木曜日

2016.9/1

優しく抱きしめてくれる人
肩を叩いて笑わせてくれる人
今夜はどんな恋人に悲しい夜を委ねよう
レコード棚の前でアルファベットを眺める移り気な私