ロマンスも
ちょっとひとやすみ
頭は冷やしても
胸の奥だけ燃やして
ぼくほんとうは
ずっとずっと
きみのそばにいるんだよ
きみはきづいていないけど
きみのこと
ずっとずっとみているんだ
いつか
いなくなるきみを
まっすぐ君に向かって
今までにない
瑞々しい感情を持っていた
そのことを丸ごと
カラカラの押し花にしてしまう
私をどうか許しておくれ
明るい未来の空想を
優しい思い出を
たくさんたくさん
お話ししましょうね
楽しいおしゃべりと
くだらない冗談が
新しいものがたりの
始まりになりますように
私を融かしてゆく
すべてのものが好き
鎖はいつの間にか消えて
夜の粒子に紛れるわたしたち
閉ざされたままの窓なんて
壁と同じと笑いながら
いつか開くのじゃないかって
毎日そう思いながらそっと叩く
君の心にはもしかして
電話番号でもあるのかな?
一生懸命話しかけてるのに
ちっともお返事がない
私たちは
知っているから
愛しまずにはいられない
すべては
いつかなくなってしまうと
甘い香りが
すっかり消えてしまうその前に
幸せな瞬間を閉じ込めて
日記帳をそっと閉じる
昨日の君は
もう僕だけのものさ
甘い洋酒の香りに私の秘密を紛れ込ませる
君が思っているよりも
ほんの少し多めに好きだと思うの
君のこと
早く早く君に会いたい
チョコレートの甘い香りが
お月様を誘惑して
いつもより早く
夜を連れてきてくれたらいいのに
ちょっとドキドキしたって
きっとやめられない
新しいドアを開けて
真っ暗な中へ飛び込んで行くのを
まるで夢を見ているみたいだった
だけど
その長い長いサヨナラにさえ
もうバイバイすることにしたの
脳みそ臓物ひっくり返して
あなたになでなでされてみたい
あの頃夢見てたこの場所から
あの頃と変わらない空を見上げて
あの頃とはまた違う未来を
あの頃の私みたいに夢見てる
愛なんて
いくらあってもいいのにね
響き渡る笑い声なら
いつまでも変わりはしないさ
当たり前の日常よ
どうか私を
夢の叶う場所まで
連れてって
あなたを取り巻く人々の
ひとつひとつの祝福が
あなたの行く先を
ぽつりぽつりと照らしてる
光のあいだを自由に飛び回りながら
新しい星座を描き出すように
闇夜の中を生きて行け
私を取り巻く人々の言葉が
その眼差しが
自分自身を見ることのできない私の
真っ白なスクリーンに
私を浮かび上がらせる