2016.2/29

その日その日が

次の一日の糧になるよう

昨日踏みしめた地面を

今日は蹴り出したいの

2016.2/28

鬼さんこちら
手の鳴る方へ

もっと奥までいらっしゃい
本当の私は他にいる

2016.2/27

幸せは

守らなければ失われるほど儚いものであり

一瞬の幸せを

胸に抱いて一生を生きられるものでもある

2016.2/26

夢の中でさえ

上手くはいかない

今夜は夢も見ないほど

ぐっすり眠らせて

2016.2/25

どこか遠くへ行きたい

世界の見え方が変わるような

そしてすべてを忘れられるような

新しい旅がしたい

2016.2/24

みんなひとりだから

ひとりなのは私ひとりじゃない

2016.2/23

恋は恋でもみな違う

私があなたにした恋と

あなたが私にした恋も

2016.2/22

ちょっと背伸びをして

行きたいところが見えたら

少し気持ちがすっきりするかな

2016.2/21

わかってる

本当はもうずっと前から

行かなくちゃいけなかったんだ

さようなら

次の季節へ

2016.2/20

いつも通りの楽しい時間を

何度も何度も繰り返して

少しずつ空気が濃くなって

やがて雰囲気が出来上がる

そうして時と空間が

僕たちのものになる

2016.2/19

温かいお茶でも飲んで

ごちゃごちゃしたものを洗い流しちゃいな

2016.2/18

ただ静かにお茶を飲んで

ただ他愛ない話をしてるだけ

瞳の奥の奥を

見ないようにしながら

2016.2/17

踊らせて

いつまでも

あの日には

戻れなくても

model : 沖野俊太郎 & The F-A-Rs

2016.2/16

たくさんの待ち合わせを

いろいろな密談を

ささやかな恋の始まりや

ロマンスの後ろ姿を

静かに包んできた時間の染み付いた

柔らかな革のソファに

身を沈めて

2016.2/15

春の嵐と一緒に

消えてしまいたい

涙隠して散らしたら

笑顔のままで

さよなら

2016.2/14

あの頃わからなかった

人の気持ちがわかるようになって

本当の甘さや苦さを

感じることができるように

2016.2/13

足音が聞こえる

楽しい予感をどうか連れて来て

2016.2/12

君の背中に

さようなら、と

何度心の中で呟いたか知れない

そうしてなぜだか

また季節が過ぎ行こうとしている

君の背中はまだ

私の眼の前にあって

2016.2/11

いつも通りの何気ない毎日

だけど

あの歌がなかったら

人生はきっと全然違ってた

model : 新井仁

2016.2/10

届けと願うだけじゃなく

君に届けに行くよ

model : 新井仁

2016.2/9

自分のものにはならない宝物が

世の中にはたくさんあるけど

憧れに胸ときめかせながら

世界中の宝物をぜんぶ見てみたい

2016.2/8

この幸せを

誰と分け合いたい？

分けたら分けたぶんだけ

膨らむような相手がいい

2016.2/7

雲の上にでも

いるような気分

2016.2/6

ひとつひとつの

楽しかった思い出を

君も覚えていてくれて

ありがとう

2016.2/5

待ってるわけじゃない

ただ

持て余してるだけ

2016.2/4

時々 悲しそうにぼんやりしてる

そういうところ

案外 好きなのかもしんないわ

2016.2/3

他愛ないおしゃべりをいくら重ねても

意味なんてないと思ってた

見え透いた作り話でも

君の話はいつでも私を慰めてくれたのに

2016.2/2

冬の終わり

季節の足音に耳を澄まして

次は どんな夢が見られるかしら

2016.2/1

迷いなく行けたらいいのに

曲がり角で

遠く小さくなって行く

後ろ姿なんか見送ってないでさ